配当株投資は続けることが重要

配当株投資とは、四半期ごとに配当金が自動的に入ってくるタイプの株式投資を指します。
株式のすべてが配当金というシステムを採用しているわけではないものの、配当金が定期的に入ってくるタイプの株式投資をしていると、配当金による収入を期待できるというメリットがあります。

この配当株投資は、1株当たりいくらという計算で配当金を出します。
その企業の経営状況によっては、配当金が普段よりも少なかったり、場合によっては無配という事態にもなりかねませんが、株式数を持っていれば持っているほど受け取れる配当金の金額は大きくなります。
長期投資で少しずつ所有株数を増やしていけば行くほど入ってくる配当金の合計も大きくなり、やがては不労収入としての柱になることも期待できるでしょう。
そう考えると、配当株投資は長期投資を前提に行う必要があります。

配当株投資は長期間続けることが重要という理由は他にもあります。
その理由は、配当は四半期ごとに分配されるからです。
つまり、デイトレーダーのように短期間で株式を取得して手放してしまうのでは、残念ながら配当金の対象外となってしまうのです。

配当金を受け取るためには、長期間株式を保有していることが条件となります。
できるだけ安定した配当金を受け取るためには、複数ある配当株投資銘柄の中からどんなポイントで銘柄を選べばよいのでしょうか?

安定した配当を分配するためには、企業は安定した利益を出していることが大前提となります。
企業の利益にはいくつかの種類がありますが、その中から財務諸表などをチェックして営業利益が伸びているかどうかを確認するとともに、純利益はどのぐらい出ているのか、増えているのかどうかという点もチェックしたいものです。
また、株式投資においては1株当たりの利益(EPS)も財務諸表で発表されていることが多いため、このEPSについてもチェックすることをおすすめします。
難しい分析方法が分からなくても、前年度やその前の年と比較して利益が伸びていればその会社の経営はとりあえず安定と言えます。

配当株投資がインフレに強い!その理由とは?

配当株投資は、インフレにも強く高い安定性が期待できる投資スタイルだと考えられています。
インフレになるということは、つまりその企業が手掛けるサービスや商品の価値も上がっているという事であり、社会全体のインフレと共に企業が出す利益も増えると考えるのが一般的でしょう。

企業の利益が増えるということは、株主に対して還元される配当金の金額も多くなるということを表しています。
つまり社会がインフレになることによって投資家のもとに入ってくる配当金の金額が増えるため、配当株投資はインフレに強いと言えるのです。

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