アメリカの株式

2022年の米国経済はどうなりそう?

新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けているアメリカでは、新型コロナウイルス感染症を中心に経済も変動することになり、ファイザー社を中心とした医療メーカーが投資先として著しい注目を集めました。
2021年から新型コロナウイルス感染症の変異株であるオミクロン型の影響が色濃く出ていますが、新型コロナ経口治療が登場したこともあり今までよりも大きな影響を受けることは少ないと考えられています。

その結果、過度な懸念をする必要は無いと投資家達は考え、経済面での影響や株価の変動に対しての影響が以前よりも薄まるとされているのですね。
むしろ、今まで押さえ込まれてきた消費などが反発して大きくなることも想定されており株価の変動率も高まるといった見方もあります。

物価上昇の影響について

世界レベルで上昇し続けている物価ですが、アメリカでは金融政策により経済の腰折れはある程度回避できると考えられており、企業業績における悪影響はそこまで発生しないと踏んでいます。
むしろ2022年は利上げ局面となっても企業業績や景気そのものが問題なく推移していればむしろ上昇の期待すらできると言われているため、日本株よりもアメリカ株を投資先として選ぶ投資家もいるのです。

業績に沿った株価上昇が期待できそう

アメリカ株における今後の展開は、一言でまとめると『堅調』になるとのことです。
高いインフレ率が続いていることで財政政策によるさらなる好調への変動は期待しにくいのですが、それでも企業業績による伸びが期待できるためマイナスには振れにくいと専門家の方々は考えています。
米国株式市場は業績の成長が止まらないアメリカにおいては、きちんと右肩上がりで上昇し続けているため堅調となる見通しなのでしょう。

昔の平均株価を見ると驚愕する

今の平均株価だけを見てもどれだけ右肩上がりなのか、下降線なのか、横ばいなのかは見えませんね。
そんな時にはかなり昔のデータを引っ張ってくることも重要です。
1993年から日本の平均株価はどうなっているのか、NYダウ工業株30種平均株価はどうなっているのかの変動率を見てみると日本はほぼ横ばいなのに対して、NYダウは超右肩上がりで当時と比較してみても約4.5倍になっています。

当時アメリカ株に投資している方がいたら、その人の資産は確実に4倍を超えているといった数字です。
この4倍はなかなかに強烈な数字だと思います。
アメリカ株市場はリーマンショックやITバブルなど色々とあっておもいっきり下がっている時期があったのに、それでも長い期間の推移を追いかけるとこれほどまでにプラスを出しているのは面白い情報でしょう。
こういった情報も投資先に選ぶかどうかの選別に役立ちますので、成長し続けているこの業界に自分が手を出すかどうかはあなた次第となります。

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