AFPを取るぞ！

AFPについて

AFPとは『アフィリエイテッドファイナンシャルプランナー』の略で、NPO法人の日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が認定する資格になります。
こちらの資格を取得している人はファイナンシャルプランナーとして十分な基礎知識を保有している人と言えますし、常に知識を更新している人としての認識を持つことが出来ます。

というのも、こちらの資格は必要単位を取得しても2年ごとに資格更新を行う必要があるので、資格を取って終わりの制度ではありません。
この資格を保有している人に説明してもらえば、ファイナンシャルプランニングを安心して聞くことができるので適切なアドバイスが欲しい人にとっては持っていてもらいたい資格にもなっています。

まずは2級FP技能検定から

このAFPはファイナンシャルプランナーの技能士資格やCFPの資格とリンクしています。
まず、こちらの資格にチャレンジするには日本FP協会認定のAFP認定研修を修了することと、2級ファイナンシャルプランニング技能検定に合格する必要があります。
もちろん、日本FP教会に登録する必要もあるのでそちらもセットで行いましょう。

また、2級FP技能検定はAFP資格審査試験を兼ねているのでそちらがまずは推奨されているのです。
FP技能検定は1級から3級までありますが3級はAFPとCFPには対応していません。
CFPはAFPの上位互換とされていますが、FP技能検定の1級に該当するレベルなので上位互換と言われるのも納得でしょう。

会員倫理規定を順守ずること

正しい知識を学び試験を合格することも大切ですが、FP技能士はそれ以外に会員倫理規程を順守することが求められます。
もっと簡単な言葉を使うと『相談者の利益を守ること』が求められているのですね。

実際に会員倫理規程には『順法精神に基づき、顧客の利益を最大限に実施しなければいけない』とか『利益相反事項がある場合は、これを顧客に開示しなければならない』など単純ですが守らなければいけないことをあえて意識させていることも特徴となっています。

AFP認定者のメリットについて

AFP認定者のメリットは国家検定に合格している立場になるので、社会的に信用できる人間であると言えます。
さらに2年ごとに資格更新制度によって新しい知識を取り入れ続けていることの証にもなっているので、そういった意味でも顧客にとって信用できる人としてみられるでしょう。

こういった背景があるため金融機関等でこちらの資格を有している方は高い評価を得ているので、信用度が現代においても高い資格になっているのも魅力的です。
有資格者はFPの会報であるFPジャーナルを受け取れるのもなにげに魅力的です。
最新の経済ニュースや法令改正などを知ることが出来る情報源となるので、FPの方々にはプラスに働くでしょう。